(3) EPIRBは、自動的な自由浮揚型のものであること。装置と装備および開放機構は、(13)項以下に示すような厳しい状態のもとでも信頼できるものであること。 (4) 衛星EPIRBは、次のものであること。 1. 不用意な作動を防ぐ適切な方法を備えること。 2. 電気的な部分は、10mの水深に少なくとも5分間耐えるような水密に設計されていること。装備位置から水中への移り変わり中の45℃の温度変化への考察がなされていること。海上の環境、水分の凝結及び水浸の有害な効果が、標識の性能に影響を与えないこと。 3.自由浮揚になった後に自動的に作動すること。 4. 手動で作動でき、手動で不作動にできること。 5. 信号が送信されていることを示す方法が備えられていること。 6. 静水中で上向きに浮くことができ、すべての海洋の状況で十分の安定度と十分な浮力を有すること。 7. 20mの高さから損傷なしに水中に落下できること。 8. EPIRBが本来の動作をできることを決定するために、衛星システムを使用することなく試験ができること。 9. よく見える黄色/オレンジ色であり、再帰反射材が取付けられていること。 10. 係留用として使用するために適切な浮力のある索を備え、自由浮揚の際に船体構造にそれがからみつくことを防ぐようにしておくこと。 11. 付近の遭難者と救助隊のためにその位置を示すために、暗夜に動作をする低い衝撃係数の光源(0.75カンデラ)を備えること。 12. 海水と油によって、はなはだしい影響を受けないこと。 13. 日光に長期間暴露されても劣化に耐えること。 14. 航空機によるホーミングのために、第一に121.5MHzの標識を備えること。 (5) 電池は、衛星EPIRBが少なくとも48時間動作できる十分な容量をもつこと。 (6) 衛星EPIRBは、次の環境条件のいづれの下でも動作するように設計されていること。 1. 周囲温度一20℃から十55℃ 2. 氷結
前ページ 目次へ 次ページ
|
|